コロナワクチンの安全性
2021年07月20日
コロナワクチンの接種がはじまりました。
株価が絶好調の中実体経済は決して良いとは言えません。
アナリストたちの分析ではアフターコロナの経済活性化で
ますます株価も上昇するだろうという見方も出ています。
しかしワクチンの効果や副反応を心配する声も少なくありません。
マイクロソフトで有名なビルゲイツさんがワクチン開発に多額の投資をしているという話もあります。
そこで今回はワクチンについてあらためて考えてみたいと思います。
今回のコロナ騒動は株価には良い影響が出ているのかもしれませんが、
実体経済には深刻な影響があると思います。
特に観光立県を目指してきた沖縄県においては飲食業、宿泊業などへのダメージが大きく
長期化するほど深刻になっていくでしょう。
持続化給付金や特別融資で急場をしのいでいる事業者も
いつまでも支え切れるものではありません。
そこで期待されるのがワクチン接種という事になります。
これによりコロナを克服すれば供給能力はあるわけですので
我慢していた分も消費行動が活発になるかと思われます。
そうなると株価もさらに上昇するかもしれません。
そんな期待の高まるワクチンですが
実は分からないことが沢山あるので
巷では「本当に大丈夫?」
心配する声も少なくありません。
そもそも報道されている90%の有効性
というのが何を意味しているかも分からない
というのがほとんどではないでしょうか?
「有効率90%」とは「そのワクチンを打ったら
90%の人が新型コロナを発症しない」という意味ではありません。
正しい有効率の定義は「発症を減少させる割合」である。
言いかえると「ワクチンを受けていない場合の発症者数を100 として、
その人たちがワクチンを受けていたら発症者数はどのくらい減るか? 」
という意味です。
ワクチンを受けたことで発症者は100から90に減るのか、
50に減るのか、あるいはもっと減るのか?
これが有効性ということです。
43000人が参加した臨床試験があったようですがこれは
43000人を二つのグループに分けて片方は本物のワクチンを接種もう片方には
生理食塩水などの偽ワクチンいわゆる
フラシーポ効果と比較するといったものです。
フラシーボの方で発症したのが162人ワクチン接種で発症したのが8人と言う結果だったようです。
有効率1-(8÷162)=0.95 95%と言うわけです。
見落としがちですが
両グループともそれぞれ21500人の被験者がいます。
つまり
接種グループ
21,500人-8人=21492人=99.96%
21,500人-162人=21,338人=99.25%
つまりワクチンを売っても打たなくても99%は発症しないという事になります。
それを踏まえて心配されているワクチンの安全性です。
よくワクチンの開発には10年以上かかるといわれているのに
今回はものすごいスピードで開発されました。
全力で取り組んだから実現したともいえますが
急ごしらえ感はいなめません。
まして今回はこれまでの製法とったく違う製法で苦られるようです。
フランスのマクロン大統領は1月29日、英製薬大手アストラゼネカと
英オックスフォード大学が共同開発した新型コロナワクチンは
「65歳以上の人にはほとんど効果がないとみている」として、
「いま正式に言えるのは、アストラゼネカに関してわれわれが得た初期結果では
60~65歳の人にこのワクチンは推奨されないということだ」と発言しました。
しかし不思議なことに、この発言の数時間後に欧州医薬品庁(EMA)は
同ワクチンの全年齢層の成人への使用を承認しました。
ノルウェーでは米ファイザーと独ビオンテックが開発した
新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた後に
高齢者3万人中29人が1回目のワクチン接種後、短時間で死亡しました。
ノルウェー政府は、重い基礎疾患がある高齢者にとって
ファイザー製ワクチンはリスクが高過ぎる可能性があると表明しました。
スペインの高齢者施設の78人がワクチン接種したところ、
全員がPCR陽性となって7人が死亡したという話もあります。
ウィスコンシン医科大学教授も人体実験だとして接種に反対しています。
これまで作られてきたワクチンは全て鶏卵法で作られています。
この弱毒化または不活化ワクチンを人体に接種しています。
今回のコロナワクチンは遺伝子ワクチンです。
このDNAをヒトに筋肉注射することで筋肉細胞がコロナの抗原を合成します。
この抗原に対して白血球が抗体を作成し防御体制の免疫が確立するというものです。
つまり、鶏卵法では、不活化弱毒化したウィルスの抗原を接種するのに対して、
遺伝子法では、精製したウィルスの遺伝子を直接接種し、
体内で抗原と抗体の両方を作らせる方法なのです。
鶏卵法とは異なって病原を持たないため安全と言われていますが、
人体内で合成されたウィルスの抗原が人体に悪影響を及ぼさないか?
人体内に異質の遺伝子を打つという危険性はどうなのか?
これまで世界で承認されたDNA•RNAワクチンはありません。
鶏卵法によるワクチンでも過去には製造過程の不備から弱毒化されていないワクチン
を出荷してしまいポリオ発症させてしまったなど
多くの事故と改善を繰り返しながら今日に至っています。
今回の遺伝子法では安全性を確かめずに見切り発車しておりますので
やはり怖いと思ってしまうのは私だけでしょうか?
ちなみにワクチン接種が原因で死亡した場合国から4420万円の補償金がもらえるそうです。
まとめ
ワクチンの有効率とは摂取しない場合にくらべて
発症をどのくらい減らせるか?という数値です。
治験の結果新型コロナの発症率は0.75%ほどです
これがワクチン接種により0.4%へ軽減されます。
今回のワクチンは遺伝子法と言うこれまでに承認さてたことのない手法で
開発されたもので安全性の確認がなされていないものをいきなり世界中で摂取するという
平時には考えられない特殊なケースです。
摂取するのかしないのか自分の責任で決断する必要がありそうです。